講師について

中田めぐむ

こころ学labo 代表

NPO法人人間性探求研究所マインドフルネス道マスター認定講師
ayanoha マインドフルボディワークアドヴァイザー
国家資格キャリアコンサルタント
産業カウンセラー
中学・高校教諭免許一種

2011年よりキャリア支援に携わり、県立高校、ハローワークにおける学生の就職支援業務を経てフリーランスに。現在はマインドフルネス実践指導、研修、個別相談などを中心に活動。

モダンダンスやストレッチ、ヨガ、呼吸法などを通して身体に向き合ってきた経験と、仏教、心理学、人間学などの学びを統合するものを模索し続け、NPO法人人間性探求研究所のマインドフルネス道に出会い直感的に確信。自ら実践に取り組み続け、生き方が大きく変わる。

同時に、キャリアコンサルタントとして相談者と向き合う中で、身体からのアプローチと心の土台作りこそ自身が取り組みたい支援だと気付き、心身を整え「一人ひとりが能力を最大限発揮し、自分らしく活き活きと生きる」サポートに力を注いでいる。

こころ学Laboの想い 

愛媛・松山を拠点に、マインドフルネスの実践を行っています。キャリア支援領域を基盤に、理論に基づくマインドフルネス道実践によって、一人一人がより良く生きる力を高め、活き活きと生きることを目指しています。 

マインドフルネスの効果として、よく耳にする「ストレス解消」「リラックス」「疲労回復」とは少し違うな、と感じる方もいるかもしれません。もちろん、そういった効果も得られますが、それらはあくまで副産物です。心と身体が整うと、自然に無駄な力も抜け、氣力も回復します。そのため、そういった効果に注目が集まっているのでしょう。ただ、その効果だけに焦点を合わせてしまうと、本来のマインドフルネスの目的とは離れてしまうのです。 

マインドフルネスストレス低減法の開発者ジョン・カバットジン氏も「いかなる状況であれ、私たちの誰もが持っている内なる資源を総動員するために、そして生涯に渡って学び、成長し、癒し、変化を遂げるために役立つもの」と述べ、生涯に渡って取り組む意義を繰り返し伝えています。実践を継続していくと、自分自身の思考や感情、周囲の状況に振り回されることなく対処できるようになり、いつの間にか生きやすくなっていると気付くことと思います。

私自身、幼い頃から「生きるとは何か」「何のために生まれてきたのか」などについて深く考える傾向があり、悩むことも多く、仏教や心理学、人間学に答えを見つけようと模索し続けてきました。マインドフルネス道は、そんな迷い多き私を確かな方向に導いてくれると確信できる実践法だったのです。また、自分自身が取り組んできた身体調整・心理学・仏教の学びすべてを統合できる方法であり、人生をかけてさらに深めると同時に、この生きやすさにつながる実践法を「身体と心の土台作り」として多くの人に伝えることが使命だと受け止めています。

近年、日本では自然災害が相次ぎ、事件・事故の多発、感染症の拡大など、心を揺さぶられる出来事が止みません。同時に、デジタル化の加速による情報過多、あらゆる物事の高度化・スピード化に、私たちの心身は疲弊しています。このような混沌とした世の中で必要なのは、最も身近な自分自身の心と身体のつながりを実感すること。2500年以上も前から脈々と続いてきた先人たちの叡智を現代の生活に取り入れ、自分らしく活き活きと人生を歩む力を高めましょう!